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自由席を廃止し、実質の値上げ

「スーパーあずさ」「あずさ」は、すべて「あずさ」に統一される。
また、車両は新型のE353系に統一

JR東日本が中央線の特急「あずさ」「かいじ」の自由席を来春に廃止すると発表。
全席を指定席とするため、現行の自由席と比べた特急料金はほとんどの区間で実質的に値上げとなる。

お得な料金で特急自由席に乗れるあずさ回数券なども同時に廃止される。

あずさは主に新宿-松本間(東京都~長野県)、かいじは主に新宿-甲府間(東京都~山梨県)を結び、比較的短距離な通勤客の利用も多い。
新しい新宿~立川、八王子の特急料金は750円。現行の指定席より280円安いが、自由席よりは240円高い。

新宿~甲府間は1,550円。現行の指定席と比べれば310円安いが、自由席よりは210円高くなる。

 新宿~立川、八王子は、通勤や都心からの帰宅時に自由席の特急を利用する人が多いが、自由席の選択肢がなくなり、指定席に乗車すれば実質値上げとなってしまう。

従来、指定席を利用していた方にとっては、値引きとなるが、自由席を主に利用されている方にとっては、
値上げとなってしまう。

 乗車券と指定席にも乗れる特急券がセットになった「あずさ回数券」(6枚つづり)がなくなる。現在新宿-甲府では同回数券を使えば一回当たり2880円で乗車できるところを、新料金は3820円で、940円も高くなる。

 特急料金は新型車両(E353系)への全車切り替えに伴う変更となり、常磐線でも2015年に特急「ひたち」「ときわ」の自由席を廃止している。

ダイヤ改正概要
https://www.jreast.co.jp/press/2018/20181213.pdf

新たな着席サービスを導入

普通車で事前に座席指定が可能となるほか、座席の指定を受けなくても空席をご利用いただけ
る新たな着席サービスを導入し、お客さまの着席ニーズにお応えします。

サービス導入日 2019 年 3 月 16 日(土)
対象列車 特急「あずさ」 (千葉・東京・新宿~松本・南小谷間)の普通車全車両
特急「かいじ」 (東京・新宿~甲府・竜王間)の普通車全車両
特急「富士回遊」 (新宿~河口湖間)の普通車全車両
特急「はちおうじ」(東京~八王子間)の普通車全車両
特急「おうめ」 (東京~青梅間)の普通車全車両
※一部の臨時列車は、座席上方ランプを搭載していない車両で運転します。

【新たな着席サービスの概要】
○普通車のすべての座席が指定可能となります。
また、座席の指定を受けずに空席をご利用いただくことも可能です。
○シンプルでお買い求めいただきやすい特急料金を設定します。
○「えきねっとチケットレスサービス」が利用できるようになります。
○「えきねっとトクだ値(乗車券つき)」を新価格で発売します。

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