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東京都の都立高校の入試は、2014年度入試から進学指導重点校 (日比谷高校・西高校・国立高校・青山高校・立川高校・戸山高校・八王子東高校)、進学重視型単位制高校 (国分寺高校・新宿高校・墨田川高校)、併設型中高一貫教育校 (大泉高校・白鷗高校・富士高校・武蔵高校・両国高校)の3つのグループに分けて、一般入試の学力検査問題のうち英語・国語・数学の科目について(理科・社会は共通問題)をグループで共同作成していました。
以前までは、上記の3つのグループに属する高校を「グループ作成校」と呼び、その他の都立高校を「共通問題校 」と呼んできましたが、2018年度入試から、進学指導重点校と進学重視型単位制高校は、2013年以前の自校で問題を作成する形式に戻し、各学校が求める生徒を選抜できる検査問題を作成しています。
なお、併設型中高一貫教育校は、今後も入試問題をグループ作成を続けています。
自校作成問題校以外の「共通問題校」では、都立高校共通問題で入試を行い、中学校で習う学習の基礎がしっかりと定着できているかが求められているのに対して、特に日比谷高校、西高校、国立高校などの進学指導重点校では、難問も織り交ぜての試験となり、2018年度以降の入試問題は大幅に難化しており、学校ごとの対策が必須となっています。
進学指導重点校(5校とも自校作成に移行)
日比谷高校(港区)、西高校(杉並区)、国立高校(国立市)、青山高校(渋谷区)、立川高校(立川市)、戸山高校(新宿区)、八王子東高校(八王子市)
進学指導特別推進校(以下3校と国際高校の英語科目のみが自校作成に移行)
国分寺高校、新宿高校、墨田川高校
国際高校(英語のみ自校作成)、
以下は、進学指導特別推進校ではあるが共通問題校
駒場高校、小山台高校、町田高校、小松川高校
進学指導推進校(共通問題を利用)
江戸川高校、北園高校、江北高校、小金井北高校、城東高校、墨田川高校、竹早高校、 調布北高校、 豊多摩高校、日野台高校、三田高校、武蔵野北高校、多摩科学技術高校
併設型中高一貫教育校(グループ作成を継続)
大泉高校、白鷗高校、富士高校、武蔵高校、両国高校
2018年度の一般入試の倍率
日比谷高校
合格倍率
男子 1.65倍
女子 1.70倍
西高校
合格倍率
男子 1.65倍
女子 1.34倍
国立高校
合格倍率
男子 1.46倍
女子 1.80倍
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