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山手線新駅「高輪ゲートウェイ駅」に決定(2020年春予定)品川-田町間
JR東日本は12月4日、山手線の品川~田町駅間に建設中で2020年春に開業予定の新駅の名称を「高輪ゲートウェイ(たかなわげーとうぇい)」にすると発表した。山手線の新駅は1971年開業の西日暮里駅以来46年ぶりとなり、駅名にカタカナが入るのは初めてとなる。なお山手線は現在29駅あり、当駅が開業すると30駅となる。
JR東日本は今年6月に駅名を一般公募し、6万4000件を超える応募があり、新駅西側の住所名「高輪」(港区高輪による)が最多(8398件)だった。さらに新駅は2027年開業予定のリニア中央新幹線が発着する品川駅や羽田空港に近く、玄関口を意味する「ゲートウェイ」を組み合わせた。「高輪ゲートウェイ」の新駅には京浜東北線も乗り入れる予定である。(東海道線、横須賀線は通過)また、新駅と近接している都営浅草線「泉岳寺駅」(約300メートルの距離)については、連絡通路を設けるなど、乗換に考慮する予定である。
(参考)公募順位
1位 高輪駅
2位 芝浦駅
3位 芝浜駅
130位 高輪ゲートウェイ駅
新駅「高輪ゲートウェイ駅」周辺開発について
JR東日本発表「品川開発プロジェクト」
https://www.jreast.co.jp/press/2018/20180923.pdf
品川駅から田町駅までの旧田町車両センター跡地を一体開発する「品川開発プロジェクト」の概要
2020年に田町~品川駅間の新駅暫定開業を目指すとともに、「グローバル ゲートウェイ 品川」として、周辺地域と連携した街づくりの実現をめざす。
計画地は、東京都港区港南二丁目、芝浦四丁目、高輪二丁目及び三田三丁目、区域面積は約9.5ha。計画では、区域を4つの街区に分け、合計の敷地面積は72,000平米、延べ面積は851,000平米。
計画では、国際ビジネス交流拠点の顔となるよう、新駅前に広場を整備するほか、駅と町全体を一体的につなぐ交流空間を創出。芝浦港南地区や高輪など周辺地域とつながる基盤を整備する。
ビジネス拠点化に向けた、都市機能や外国人のニーズに対応したホテルなど居住滞在機能も整備。防災や環境対応も重視する。
1街区には住宅や国際水準の居住施設を想定した、地上45階、地下3階のビルが、2街区には文化創造施設や駐車場など地上6階の建物が建つ。泉岳寺駅前の3街区は、商業施設や病院などの地上31階で、広場も一体開発。4街区はホテルやコンベンション、カンファレンスを想定した地上30階、地下3階のビルが建つ予定である。
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